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翼状片 Pterygium

結膜下組織の異常な増殖により起こる、角膜への結膜組織の侵入のことで、主に結膜側を底辺、角膜側を頂点とした三角形となります。原因は不明ですが、紫外線の曝露が主であると考えられています。高齢であるほど翼状片の有病率は高いですが、発症時期は成年から壮年期で高いです。

手術のタイミング

  • ゴロゴロ異物感が不快である時
  • ドライアイ症状が強い時
  • 頻回に結膜下出血を伴うとき
  • 瞳孔まで伸びて視力低下をきたした場合
  • 不正乱視が強くなり視力低下をきたした場合

手術について 当院で対応可

翼状片本体は白目の下にあるのでその増殖組織を含め除去します。基本的には、有茎結膜弁移植(翼状片切除後の結膜欠損部を、隣接する結膜に切開を入れ剥がして、弁状に被覆し縫合固定する方法)で行います。または、遊離結膜弁移植(翼状片切除後の結膜欠損部を他の部位から採取した遊離結膜弁で被覆し縫合固定する方法)で行うこともあります。

再発例、化学外傷後、広範囲な場合は、上記では対応できないことがあります。その場合は、羊膜移植を併用して行います(大学病院で対応可)。

 

 

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