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近視抑制治療(低濃度アトロピン;リジュセア®ミニ点眼液0.025%)

近視は、眼球が伸びてしまう(軸性近視)ことが主な原因です。近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼球の長さ(眼軸)が伸びてしまうと戻ることがないため、この眼軸の伸びを抑える目的に開発されたのが低濃度アトロピン点眼薬です。

特徴

良い特徴としては下記が挙げられます。

  • 日中の光の眩しさに影響をほとんどしない
  • 手元を見る作業に影響をほとんどしない
  • 1日1回就寝前に点眼するだけで良い
  • 重篤な有害な副作用(白内障、アレルギー、眼圧上昇など)の報告がない
  • 近視の進行を平均約60%軽減

しかし、

  • アトロピンの効果は点眼を2年間継続したあと(言い換えれば効果が確認できるまで時間が必要)
  • 91%の患者さんで有効(言い換えれば9%の方には無効であった)

と考えることもできます。

院長はどう思うか?

軽度または中等度の近視の方、6-12歳の学童の方に適している治療と思います。安全性は問題ないとして、今後のお子様の将来を考えると、お子様が本治療を継続できて、生活費を圧迫しないのであれば、やっておいて損はないのではないかと思います。もちろん、しっかりと点眼しても反応しないお子様や、そもそも本当に点眼で近視が進行していないのかを自分の左右の眼で比較するわけでもありませんので、個々の判断が最優先になると思います。

開始・継続する場合の流れと費用 当院で対応可

2026年6月より、リジュセア®ミニ点眼液0.025%を処方する際、診察・検査費用は公的医療保険の対象、薬剤費は全額自己負担となる「選定療養」の制度が適用されます。「選定療養」とは、本来認められていない「保険診療(診察・検査)」と「自由診療(薬の処方)」の混合診療が例外的に認められる制度で、患者様の負担が従来よりも軽減いたします。ただし、今回の近視進行抑制治療における「選定療養」は年に2回まで、という条件があります。"こちら"に、リジュセア®ミニ点眼液0.025%を開始・継続する場合の流れを記載いたします。

*マイオピン0.01%は院内在庫無くなりましたので、取り扱い終了となります(2026年4月18日時点)。継続希望の患者様は他院をご紹介させていただきます。

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